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ブルーベリー丸分かり辞典

ブルーベリー比較／口コミ人気ランキングが提供するブルーベリー丸分かり辞典。今回は「ビルベリーの成分」です。

ビルベリーの成分

ブルーベリーはツツジ科に属する北アメリカ原産の果樹で、その果実は名前の通り濃い青色をしています。成分としてはアントシアニンやビタミン、ミネラルなどを豊富に含み、老化の原因である「酸化」を防いでくれる、アンチエイジングにピッタリの果物です。

中でも特にブルーベリーを人気の成分にしているのが水溶性の色素であるアントシアニン色素です。これはポリフェノールの一種ですが、特に目の健康を維持し、目の力を回復させてくれる成分として有名ですね。

目の中で光に反応する組織として「ロドプシン」という色素体があります。光を受けると、このロドプシンが瞬時に分解・再合成されることにより、光が電気信号に変換され、脳に伝わっていくわけですが、目が疲労や加齢によりだんだんこのロドプシンの分解・再合成サイクルの働きが悪くなると、目がチカチカしたり、かすんで見えにくくなってしまいます。

目の健康を維持するためには、このロドプシンの働きを維持することが重要なわけですが、アントシアニンにはこのロドプシンを活性化させ、分解・再合成サイクルを円滑に働かせる機能があります。この機能により、アントシアニンには疲れ目の予防や改善、視力回復を促す効果・効能がある、というわけです。

今では、そうした働きが広く知れ渡るようになり、世界中で愛される食材へと育っていますね。

そのように広く利用されているブルーベリーの中で、最もサプリメントに適したブルーベリーと言われているのが「ビルベリー」です。ヨーロッパではその効果・効能に着目して医薬品として販売されているものもあるほどです。

ビルベリーは高さが２０ｃｍ〜６０ｃｍの低木で、ブルーベリーと比較するとかなり濃い青紫色の果実を実らせます。これはビルベリーには青紫色の色素であるアントシアニンが実の中心までたっぷり含まれているからです。

ビルベリーを有名にしたのがその豊富なアントシアニンの量で、ブルーベリーの中では最も多く含まれています。一般的なブルーベリーの２倍〜５倍のアントシアニンが含まれていると言われています。また種類にして何と１５種類ものアントシアニンを含有しています。ではなぜビルベリーにはこのように豊富なアントシアニンが含まれているのでしょうか？

それは北欧の、「白夜」と呼ばれる１日中太陽が沈まない現象が関係しています。ビルベリーは２４時間ずっと浴び続ける紫外線から実を守るために、強い抗酸化作用を持つアントシアニンを実一杯に貯め込んでいるのですね。ビルベリーの実を紫外線から守ってくれるアントシアニンですが、それは同時に我々人間にとっても紫外線などによって引き起こされる酸化から守ってくれる効果が期待できる、というわけです。

それ以外のビルベリーの成分としては、ミネラルとして有名な亜鉛とマンガンが極めて多く含まれている点が挙げられます。亜鉛は体内で酵素の原料となったり、新陳代謝を促します。また、仮に亜鉛が不足してしまうと味覚障害を引き起こしてしまう、我々人間にとって必要不可欠なミネラルです。

また、マンガンも体内で骨を強化したり、活性酸素の働きを抑え、老化を防いでくれる効果があります。ビルベリーを食べることでこうした有益なミネラルを豊富に摂ることができるのはうれしいメリットと言えそうです。

いつまでも若々しくいたい方や、目の不調にお困りの方、美肌に関心がある方、ミネラル不足が気になる方は一度、ビルベリーサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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