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ルテインとブルーベリー

ブルーベリー比較／口コミ人気ランキングが提供するルテインとブルーベリー。今回は「眼科医の存在意義」です。

眼科医の存在意義

治療法のない黄斑変性症、手術が必要な白内障、失明の危険もある緑内障。目の病気は実に怖いものです。

重症の黄斑変性症のように、「回復が難しい」「ヘタをすれば失明」という事態に陥ったとき、患者さんが受けるショックには計り知れないものがあるはずです。

しかし、医師というものは、憶測や希望的観測でものをいうことをしません。

「残念ながらいい治療法は今のところありません。」「今後は、どんどん視力が悪くなることはあっても、回復することはない。あとはいかに進行を遅くするかにかかっています。」などと、医学的判断に基づいた所見を述べることになります。

確かに医学の教科書的にはこうしたいい方が正しいのでしょうが、患者さんにとっては、それは「絶望の宣告」以外の何ものでもありません。

「あまりに冷たい。」「何とかならないのか。」と思ってしまうことでしょう。

私はいつも思うのですが、医者というものは、たとえダメとされることでも、「何とかしてこの患者さんを助けよう」という気持ちが大事なのではないでしょうか。

ガンに対して「これはガンです。余命半年、ですね。」とか、黄斑変性症に対して「いずれは失明を免れません。」などと宣告するのは、いってしまえば簡単なことです。

でもそうではなく、本当に苦しんでいる人に希望を持たせ、何とか助けてあげようとしてこそ、医師の存在意義があるのではない、でしょうか。

「失明です。」「末期ガンです。」と宣告された患者さんの心情を考えれば、いや、「もし自分が失明と宣告されたら」とわが身に置き換えて考えれば、ただ単に、医学の教科書通りの「正しい所見」を述べればいいとはとても思えないはずです。

＜続く＞

参考になさってください。

（眼科医）

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