トップページ > アントシアニンとブルーベリー「アントシアニンの分類1」

ブルーベリーは、アントシアニンやビタミン、ミネラルなどを豊富に含み、抗酸化力の強いアンチエイジングにピッタリの果実です。中でもアントシアニンは目を癒し、目の力を回復させるポリフェノールとして人気です。そうしたニーズに応えるべく、各メーカーからブルーベリー・サプリメントが提供されていますが、このサプリメントは一粒でブルーベリー数十粒以上の効果を持つ、なかなかの優れものです。

アントシアニンとブルーベリー

ブルーベリー比較/口コミ人気ランキングが提供するアントシアニンとブルーベリー。今回は「アントシアニンの分類1」です。

アントシアニンの分類1



ブルーベリーの中でも特にビルベリーに豊富に含まれるアントシアニン(Anthocyanin)ですが、どのように分類されるのでしょうか?

アントシアニンの種類は、小はコーリャンなどに含まれるアピゲエニジン(分子量255)から、大はチョウマメ花に含まれるテルナチンA1(分子量2108)まで知られています。

また、分子開会合で複合体をつくっているものとしては、巨大な超分子構造をもつツユクサ花色素コンメリニン(分子量約9000)などかあります。

総説The Flavonoids (1988)によると、1980年までに256種のアントシアニンが見つかっており、現在では400種以上におよぶと推定されます。

アントシアニンの分類法としては化学構造を元にしたものと、含有植物を元にしたものが考えられます。

アントシアニジンの構造を元にした分類は、アントシアニンを物質として整理・検索するのに利用されています。

一方、植物種を元にした分類は植物の化学的分類学の立場からの利用に好都合です。

これら2つの分類法についてはThe Flavonoidsや多くの総説に記載されています。

ここではアントシアニジンの構造を元にした分類の概要と、アシル化および複合体形成の有無を元にした分類、および食品関連分野で関心のある食用植物を元にした分類を紹介します。

1.アントシアニジンの構造を元にしたアントシアニンの分類

The Flavonoids (1988)では、他の分子と複合体をつくっていないアントシアニンのみについて分類が掲載してあります。

進化の進んだ植物ほど水酸化の程度の高いアグリコンをもつ傾向がありますが、アントシアニジンの生成の基本化合物は、シアニジンとされています。

アントシアニンのなかでは、シアニジン系配糖体の割合が31%と最も高く、シアニジン(31%)>ペラルゴニジン(18%)>デルフィニジン(15%)>ペオニジン(11%)>マルビジン(10%)>ペチュニジン(8%)の順です。

また、アシル化アントシアニンは、全体の約45%とその占める割合は比較的高く、特に花の色素中に多いです。

特に、虫媒花として高度に進化した植物の花ほどポリアシル化アントシアニンをもつものが多いとされています。


2.アシル化および複合体形成の有無によるアントシアニンの分類

アシル化および複合体形成の有無により、アントシアニンを分類することができます。

他の分子と複合体をつくっていないアントシアニン(Monomeric anthocyanins)は、これらはモノメリックアントシアニンと呼ばれ、複合体をつくっているコンプレックスアントシアニンと区別されます。

モノメリックアントシアニンは、さらに非アシル化アントシアニン、およびアシル化アントシアニンに分けられます。

アシル化アントシアニンは脂肪族あるいは芳香族有機酸でアシル化されたものに分けられます。

両方をもつ場合もしばしば見受けられますが、この場合は芳香族有機酸を元に分類した。芳香族有機酸アシル化アントシアニンは芳香族有機酸を1個もつモノアシル化アントシアニンと2個以上もつポリアシル化アントシアニンに分けられます。

非アシル化アントシアニンは単純で基本的な構造をもちます。

なかでも、3−glcと3・5−diglcが最も頻繁に見いだされます。広範に存在するCy3−glc はこれに含まれます。

脂肪族有機酸アシル化アントシアニンは赤タマネギ中のCy3−Ma・glcなどマロン酸をもつものが最も多く、エステル結合が切れやすいため以前はよく見逃されていたタイプのものです。

モノアシル化アントシアニンとしては、赤シソ中のマロニルシソニン(Malonylshisonin)やナス中のナスニン(Nasunin)などがこれに含まれます。

今まで述べたタイプのアントシアニン類は弱酸性から中性水溶液では不安定で退色しやすいことが知られています。

これに対して、ポリアシル化アントシアニンは、安定であり、化学構造が複雑で分子量が1000〜2000と大きく、慣用名で呼ばれることが多いです。

主としてデルフィニジン系の色素で、紫〜青色花に存在することが多いのです。

シネラリヤ花のシネラリン(Cinerarin)や西洋アサガオ花のヘブンリーブルーアントシアニン(HBA)、チョウマメ花のテルナチン(Ternatin)A〜D類、ロベリア花の口ベリニン(Lobelinin)A・B、カンパニュラ花のカンパニン(Campanin)、キキョウ花のプラチコニン(Platyconin)、デルフィニウム花のビオルデルフィン(violdelphin)やシアノデルフィン(Cyanodelphin)、リンドウ花のゲンチオデルフィン(Gentioddphin)などがその例です。

参考になさってください。

さて、これからご紹介していきますが、いろいろと嬉しい働きがあるアントシアニンを手軽に効率よく摂れるものとしてブルーベリーが有名です。しかし残念ながら日本の食習慣では毎日ブルーベリーを欠かさず食べることは困難です。特に効果が期待できるような量を毎日食べるのは現実的には不可能なのではないでしょうか?

そうした時に頼りになるのがブルーベリーサプリメントです。これなら毎日、手軽に飲むことができますし、多すぎず、少なすぎない適量を摂ることも容易です。

いつまでも若々しくいたい方や、目の不調にお困りの方、目の健康維持に関心がある方は一度、ブルーベリーサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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