トップページ > アントシアニンとブルーベリー「アントシアニジン配糖体化」

ブルーベリーは、アントシアニンやビタミン、ミネラルなどを豊富に含み、抗酸化力の強いアンチエイジングにピッタリの果実です。中でもアントシアニンは目を癒し、目の力を回復させるポリフェノールとして人気です。そうしたニーズに応えるべく、各メーカーからブルーベリー・サプリメントが提供されていますが、このサプリメントは一粒でブルーベリー数十粒以上の効果を持つ、なかなかの優れものです。

アントシアニンとブルーベリー

ブルーベリー比較/口コミ人気ランキングが提供するアントシアニンとブルーベリー。今回は「アントシアニジン配糖体化」です。

アントシアニジン配糖体化



ブルーベリーの主要成分であるアントシアニンの生成過程としては、アントシアニジン形成後、配糖体化、アシル化およびメチル化などの修飾がなされ、安定したアントシアニン分子へと変化してゆきます。

以降では水酸化、配糖体化、アシル化およびメチル化ついて、最近の研究の現状と今後の問題点について述べたいと思います。

2.グリコシレーション(配糖体化)

アントシアニジンの配糖体化は、分子の安定化と可溶化のために必要です。

結合糖の種類としてはグルコースが最も一般的ですが、ガラクトースやラムノースなどがそれに続きます。

アラビノース、キシロースなども時々検出され、まれにグルクロン酸も報告されています。

アグリコンであるアントシアニジンの形成後、最初に糖が転移されるのは3位の水酸基であり、その糖転移に関与する酵素であるフラボノイド3−グリコシルトランスフェラーゼ(3GT)の存在は、多くの植物やアントシアニンを生成する培養細胞等で報告されています。

3GTの一方の基質は各種のアントシアニジンですが、各種基質に対する親和性は、それぞれの植物由来の3GTごとに異なっています。

また、3GTはアントシアニジンのみではなくフラボノールなどの他のフラボノイドアグコンの3位も、程度の差はありますが同様に糖転移する酵素が多いです。

糖転移反応の際の糖供与体としてはウリジン−5’−二リン酸(UDP)と結合した各種の糖が基質として利用されます。

最近、エゾリンドウから3GTのcDNAがクローニングされ、大腸菌で発現させたそのcDNA由来の酵素は、フラボノールよりむしろアントシアニジンに対して親和性が大でした。

このcDNAがコードしている酵素タンパク質は453個のアミノ酸から成り、分子量は50005でした。

アントシアニンの場合3位の水酸基には、普通2〜3分子の糖が直鎖状もしくは分枝状に結合していますが、いずれの場合にもまず3位に1分子の糖が結合した後、順次配糖体化されてゆくことが明らかにされています。

ペチュニア花弁のアントシアニン生成過程では、3位に結合したグルコースにラムノースが順次結合しルチノースが生成されます。この過程に関与する酵素がUDP−ラムノース:シアニジン3−グルコシドラムノシルトランスフェラーゼ(RT)です。

3位に続き配糖体化される位置は5位の水酸基であり、シレネやペチュニアの花弁などでアントシアニン5−グリコシルトランスフェラーゼ(5GT)が検出されその諸性質が明らかにされています。

ペチュニア花弁の5GTは、3位が配糖体化およびアシル化された化合物に高い親和性を示すことがわかっています。

最近、アカジソの葉から5GTのcDNAがクローニングされ、その組換えタンパク質を用いて酵素学的な諸性質が明らかにされました。

1970年代以降、3および5位以外の3'や7位の水酸基がさらに配糖体化されたアントシアニンが多くの植物で報告されてきていますが、これらのアントシアニンは、いずれもアシル化アントシアニンであるという点が興味深いです。

しかし、3'位や7位の水酸基に糖を結合する酵素については今だ詳細な研究はなされていません。

また、最近多くの植物でポリアシル化アントシアニンが単離されてきており、これらの色素では糖に結合したアシル基にさらに糖が結合したより複雑な構造をもつものが多いです。

しかし、アシル基にさらに糖を結合させる糖転移酵素についてはまだ研究がなされていません。

参考になさってください。

さて、これからご紹介していきますが、いろいろと健康に嬉しい働きがあるアントシアニンを手軽に効率よく摂れるものとしてブルーベリーが有名です。しかし残念ながら日本の食習慣では毎日ブルーベリーを欠かさず食べることは困難です。特に効果が期待できるような量を毎日食べるのは現実的には不可能なのではないでしょうか?

そうした時に頼りになるのがブルーベリーサプリメントです。これなら毎日、手軽に飲むことができますし、多すぎず、少なすぎない適量を摂ることも容易です。

いつまでも若々しくいたい方や、目の不調にお困りの方、目の健康維持に関心がある方は一度、ブルーベリーサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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